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山本浩司、答案練習会の解説は捨てよ

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司法書士試験対策の学習も直前期に入り、答案練習会・模擬試験が本格的に実施されます。この際に配布されるのが解説集です。各予備校とも完成度の高い解説集・資料集を作り、受験生に配布するのが一般的です。
しかし「解説集を読む必要などない」と提言されているのが、Wセミナー司法書士講座の実力派講師である山本浩司先生です。以下、山本浩司先生の著書から引用します。

力技36、答練の解説を読むな
答案練習会が終わると、分厚い解説書が配られる。読み始めたら1週間もかかってしまう。あんなものは無視していい。
基本的に、答案練習会で基本書に書かれていないことが出題され、答えられなくても過度に気にしてはいけない。せいぜい結論だけを簡単に覚えれば十分だ。結論だけでいいのだから、解説は不要だ。
また、正解した問題について解説を読むのは、時間の無駄だ。基本書だけでいい。水にお湯を注ぐなということだ。
さらに、解説を読むというのは「自分の勉強にならない」。解説は、答えを知っている人間が、答えから逆算して書いている。道筋が逆だから、実際の役に立たない。
本試験で肝心なのは、問題から解答を導き出す思考回路だ。解説書には、その肝心な部分が抜け落ちている。だから、読んでも「分かったような気」になるだけで「本当の実力」が得られない。
(山本浩司著、司法書士試験必勝力技39 177~179頁より引用)

答案練習会の究極の目的は、本試験でのアウトプット力の養成つまり、

1、限られた時間でどのようにして正解に辿り着けるか?そのシュミレーション
2、そして思考回路の事後確認と反省

という点です。ならば山本先生が指摘する解説を捨てよ、というのは正しい考え方です。
もっとも弱点分野の発見も答案練習会の目的でもあるので、その範囲で解説集を利用するといいでしょう。大切なことは「解説集のすべてに目を通す必要はない」ということです。限られた時間で最大の効果を出すためにも、山本浩司先生のような戦略は重要です。
今年も的中!LECの答練・模試

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